「宝くじが全然当たらないけど、当たる人って決まってるのかな?当たらない“からくり”でもあるんだろうか?」
一攫千金を狙って買う宝くじやスクラッチですが、毎回当たらないと『損』している感じがしますよね。
- 宝くじを買い続けているけど当たらない、どんなからくりなの?
- そもそも宝くじの仕組みについて知りたい!
- 宝くじは当たる人が決まっているって本当なのか?
などなど。
結論から言うと、宝くじが当たらない仕組み(からくり)には、当選確率と還元率の低さが関係しているんです!
今回の記事では、宝くじが当たらない悩みや疑問を持った方に、宝くじの仕組み(からくり)についてわかりやすくご紹介していきます。
逆に言うと、このからくりを理解することが宝くじで当選する鍵なんです!
また、宝くじが関係者にしか当たらない、当たる人が決まっているという噂がウソというこもお話しますので、ぜひ最後までご覧ください。
それでは早速参りましょう!
宝くじが当たる人は決まっているって本当?当たらないからくりとは?
冒頭でもお伝えしましたが、宝くじが当たらないからくりには、『当選確率と還元率の低さ』が深く関係しているんです。
そもそも、宝くじとは還元を目的としている商売ではありません。
では、宝くじはどのような仕組みで販売されているのでしょうか?
まずは宝くじの仕組みについてわかりやすくご紹介していきます。
そもそも宝くじは当たるのか?還元が目的ではないから当たらない?
宝くじとは、当せん金付証票法に基づいて発行されるクジです(正式名称:「当せん金付証票」)。
宝くじを購入することで、当せん金付証票法や定められたルールにより配当金が得られる仕組みです。
ちなみに還元率は以下のように定められています。
「当せん金付証票の当せん金品の金額又は価格の総額は、その発売総額の五割に相当する額をこえてはならない」
つまり、基本は50%未満と決まっています。
実際に公式サイトを調べてみると、2019年の還元率は「46.5%」でした。
残りは、運営資金として印刷などの経費や手数料、大きいのが公共事業費で40%弱というデータです。
そして1%ほどが社会貢献広報費として使用されています。
この割合から、そもそも宝くじとは還元を目的とする事業ではないことがわかると思います。
ちなみに、宝くじの歴史から見ても「金銭の還元が目的ではない」ことがはっきりしています。
日本の宝くじの始まりは、1575年~1624年の江戸時代初期ごろ。
大阪にある瀧安寺(ろうあんじ)で元旦から7日までに参拝した人が、自分の名前を書いた木札を大きな箱の中に入れて、7日に僧侶が3人の当せん者を選び、「福運のお守り」を渡していたのが始まりとされています。
では、宝くじが当たらないからくりの理由とも言える還元率と当選確率は、他のギャンブルと比べるとどうでしょうか?
宝くじの還元率や当選確率はギャンブルより低い?
公営ギャンブルである「競馬」「ボートレース」「競輪」の還元率は、約75%と言われています。
ただし、こちらの払戻金には所得税と住民税がかかるので、実質「約58%」の還元率となります。
さらに公営ギャンブルは1日で何度もレースが行われます。
つまり、賭ける回数が増えるほど一般的には還元率はさらに低くなっていきますよね。
以上のことから、宝くじの還元率46%がギャンブルの中でも低すぎるとは言い切れないんです。
しかし、もう1つの宝くじが当たらないからくりの理由のある、当選確率の低さについて「ドリームジャンボ宝くじ」を例に下記にまとめました。
1等 | 3億円 | 1,000万分の1 |
---|---|---|
1等の前後賞 | 1億円 | 500万分の1 |
1等の組違い賞 | 10万円 | 10万1,010分の1 |
2等 | 1,000万円 | 166万6,667分の1 |
3等 | 100万円 | 10万分の1 |
4等 | 10万円 | 1万分の1 |
5等 | 1万円 | 1,000分の1 |
6等 | 3,000円 | 100分の1 |
7等 | 300円 | 10分の1 |
ドリーム賞 | 3万円 | 1万分の1 |
これらのデータをまとめると、宝くじが当たらないからくりは、以下の2つがポイント。
- 宝くじ当選金の還元率:46.9%
- 宝くじ1等の当選確率:1/10,000,000
以上から、根本的に宝くじが当たりにくいものであることが理解できますよね。
宝くじは関係者しか当たらない?宝くじの闇や本当に当たるのか解説!
宝くじは当たらないように出来ている?内部告発で絶対当たらない?
宝くじには「関係者しか当たらないのでは?」「内部で当たる人が決まっているのでは?」という噂もあります。
その答えは『嘘』です!
内部告発の事実もありませんので、惑わされないようにして下さいね。
ということで、さらに宝くじが当たらないからくりを詳しく紐解き、関係者しか当たらない都市伝説が嘘である理由についてご紹介していきます。
宝くじは関係者しか当たらないのは本当?当たらないから詐欺?
例えば「年末ジャンボ」の確率で見ると、2,000万枚のユニットが22組販売されてます。
1ユニットの中に1等が1本なので、日本の人口で考えた場合は全員が宝くじを購入しても「6人しか当たらない」計算です。
そのくらい低い数字になると、まさに選ばれた人しか当たらないので、すでに決まっているという考えに至るのも無理はないでしょう。
また、噂が嘘であるもう1つの根拠としては「そもそも不正できる状況でない」ということ。
当せん番号を決めるルーレット抽選は、不正を行うことは不可能です。
矢やボードに細工をしたとしても、バレてしまうリスクが高いため不正を行われることはありません。
次に、宝くじ売り場の販売員さんが売れ残り分を総取りして当選を待つのもありえないんです。
なぜなら、残った宝くじは抽選日前にすべてシュレッダーで廃棄処分がされるから。
- 不正ができる状況ではない
- 当選確率が低さ
- 還元率の低さ
以上のことから、宝くじはなかなか当たらない「からくり」を十分に理解した上で楽しむことが大切と言えますね。
宝くじやスクラッチに当たる方法3選!仕組みを理解して確率を上げる
連番とバラの両方買いをする
宝くじの基本的な買い方として「連番」と「バラ」買い、どちらも当選確率としては変わりません。
ただ、連番を購入していると前後賞も期待できるので、当選金額は大きくなりますね。
一方「バラ」での単体購入は、前後賞を狙うのが難しくなりますので「バラ20枚・連番10枚」という買い方がオススメ!
実際に高額当選されている人の多くは「連番10枚」「バラ20枚」という買い方が多いです。
その理由は「10枚1セット」で購入した際、バラで買う方が連番で買うよりも当たる確率が約2.6倍も高いからと言われています。
高額当選がたくさん出ている売り場で買う
宝くじの当選確率を上げる方法2つ目は「多くの高額当選が出ている売り場で買うこと」。
宝くじは売れれば売れるほど新たな枚数が支給されるので、人気の売り場ほど当選確率が上がるんですね。
注意点としては「この売り場で1等が出ました!」という旗を掲げている売り場もチラホラ見ますが、多くの当選者を出しているかがポイントですよ。
また、『風水』の考えを取り入れた宝くじ売り場の決め方もあります。
金運アップと相性のいい方角や立地など、実績以外にも売り場選びの参考にしてくださいね。
また、宝くじがなかなか当たらないカラクリを理解した上で、リピーターやプロが楽しみながら実践する「おすすめの買い方」があるんです。
実際に当選実績のある買い方をマネすることで、当選率も上がってくるもの。
宝くじを買うこと自体を楽しむ
宝くじの還元率の低さや当選確率の低さなど、当たらないからくりについてご紹介してきました。
宝くじというのは買わなければ当たらないのは当然です。
ですが、1回に10万円くらい賭けて当選に必死になるより「当たったらいいな」くらいの気持ちで買う方がよっぽど楽しむ心が生まれます。
運はポジティブな人が大好きなので、楽しむ気持ちの強い人のところへ引き寄せられます。
買うこと自体を気軽に楽しめる人の方が、金運の神様に微笑んでもらえるというものですよ。
その一方で、「宝くじを絶対当てる!」と意気込んで購入した結果、実際に高額当選した人が実在するのも事実。
一体そこにはどんな違いがあるんでしょうか?
それは、高額当選者たちが実践している『宝くじの当たりやすい買い方・コツ』を知っているかどうか。
宝くじの買い方は実に奥が深いので、知識の差が当選確率の差に影響するのはまず間違いないでしょう。
まとめ
ここまで、宝くじが当たらないからくりの詳しい内容をわかりやすくご紹介してきました。
宝くじとは、みんなが宝くじを買ったお金が事業の運営をはじめ、さまざまな慈善事業に使われているという仕組みです。
その資金集めのウリの1つとして、『お金を出してくれた人の中から抽選でお金をゲットできる』ということ。
つまり、宝くじは当たる人が決まっている、当たらないからくりがあるというのは嘘になります。
チャンスは誰にでもあるのがわかっていただけたと思いますので、ぜひ夢をもって宝くじを購入してほしいです。
当サイトではもっと多くの「当選確率を上げるためのアイデア」ご紹介しているので、気になる方はぜひ参考にしてください!
宝くじを当てるワクワクを通して、人生をより一層楽しむのも素敵ですよね。